2018年10月2日火曜日

リサイクル精神

ヨーロッパでは不要な大型品を
処分する行為が
日本に比べてずっと大らかで
単純明快な気がするのは

それはリサイクル精神から
くるものなのか...

あまりにもその実例を
目の当たりにしてきた中で
主要なエピソードを一つ、

フランスに住んでいるころ、
引越しを機会に処分の予定だった
内部が木食い虫に荒らされた
天然木の本棚、

わざわざ大型ゴミに出さなくても
アパート下のゴミ箱脇に置いておくと
欲しい誰かが必ず取りに来る
と言われて半信半疑

誰も引き取らなければ
責任持って大型ゴミ処理施設へと
持っていかなければ、と

観察し、待つこと10分足らずで
誰かが本棚を物色、そして軽トラックに乗せて
引き取っていったのです。

価値がある不用品であれば、
中古として販売する、知り合いに譲るなどなど
色々と方法があるけれど

価値がないと思える故障した家電や
壊れた家具さえも、引き取る人が
絶えないフランスやスペインでは

捨てる人からも
拾う人からも感謝されるリサイクル精神が
上手く回っているようです。

そういえば、我が家でも
誰かが捨てていた丸太のプランターを拾ったことが...
修理、塗装をして
今でも愛用しているのを忘れるところでした。




                 Tiiu