2019年10月14日月曜日

場所が変われば、味も変わる

日本滞在中に久しぶりに食べた
当時旬だった無花果は、

水気がたっぷりで
香り高く、ほろ甘く
最高に美味しかったのだけど

スペインのそれとはかなり
違う味に気づき、
同じ果物でも作る環境によって
こうまで味が変わるのか、と

ちょっとした無花果ギャップ
に新鮮な驚きを感じました。

まずスペインの無花果は、大きさが
日本のより一回り小さくて
甘さがギュッと凝縮しており
水分も少なめ、

これは湿気の少なさのせいなのか
品種のせいなのか、

スペイン産イチジクは
ドライフルーツに近い甘さと
食感が特徴的で、

フルーツとして、だけでなく
チーズや生ハムなどと共に
ワインのあてに摘まむには
このスペインに軍配が上がり

 生のフルーツとして、
デザートやケーキに入れるなら
断然日本イチジクの瑞々しさが
不可欠なポイントの気がします。

そういえば、
我が家でほんの少し収穫できる
無花果は、甘さを通り越して
洋酒のような芳醇さが感じられたもの。

とにもかくにも
私はどちらの国の無花果も
毎日食べたい位に大好きです。



                                Tiiu