2023年8月13日日曜日

2シーズン目からも愛せるユーズドの魅力

新品で購入した服も、たった一度

袖を通し、外出してしまえば

もうそれは立派なユーズドのお洋服。

 

 ところが、元々ユーズド品として

手に入れた服は、既にどこかで誰かが

着ては洗濯し、クローゼットに

保管されていたもので


手に入れた時の状態こそ違うのに

最近は、現行品で購入した新品よりも

ユーズドで手に入れた品の方が

高頻度で着ているにも関わらず

より長持ちして、洗濯した後の劣化が

あまりに少ないことに驚かされています。


勿論、価格差による縫製、素材の差など

最初の作りにある程度の差があるものは

仕方がないとして

 

1着の同じ価格帯の新品とユーズド品を

同時期に購入したとして、その差が歴然と

見えてくるのは、2シーズン目に着始めるころ。

 

縫製や素材が、かなり頑丈だった時代の

服(特にニット!)というのは、

2シーズン目に着始めてもあまり変化はなく

 服への愛着は更に深まるものですが

 

2シーズン目に入ると、早くも

よれっと感が出る服というのは

クローゼットから出したのに、まだすぐに

戻したい気持ちに駆られます。

 

言葉で表現するのは難しいけれど

少し昔の服は、例えて言うと

麵でいう「コシがある」みたいな

イメージが、私にはあります。

 

主に新品の服ばかりを買っていた頃、

じわりじわり年月を経るごとに

買った服の「コシ」が減ってきているのに

慣れつつ気づかないでいた為に

 

昔の服に触れたらあまりの布弾力の強さに

圧倒されることも...

 

 「コシ」がある服は飽きることなく

何回着たって心地よい、

自然と背筋も伸びるから不思議なものです。


*写真のニットはショップにて販売中!

     Tiiu