日本へと帰省するときには
毎回20冊近くの紙の本を買って
スーツケースに詰めてくるのが
習慣となっており、
それらを全部読んでしまうと
特に面白かった本は
期間を開けてから2回、3回と
リピートして読み続けます。
そんなリピート本の1つに
入りそうなのが
森茉莉のエッセイで
贅沢貧乏のお洒落帖 (ちくま文庫)
パリと東京の古き良き時代に
まるで時空旅行したような
レトロで粋なお店の佇まいや
めくるめく美しいモノ、ヒト、コト。
今読んでいると、
時代が変わってしまって
全く別物に思えるパリや東京なども
すっかり違う都市として
想像しながら新鮮に映ります。
幾つになっても
とことん好きなモノを追求し続ける
心を失わないようにしたいと
思わせてくれるエッセイです。
贅沢貧乏のお洒落帖 (ちくま文庫)著:森茉莉 編:早川茉莉