オリーブオイル程ではないものの
ここ数年で2倍ほどに値上がりした食品
の一つに挙げられる乳製品のバター。
スペインではフランス程バターを
料理に使う習慣がないせいか、
スーパーマーケットの売り場で占める
バターの割合はフランスに比べ小規模で
選択肢は2つか3つのメーカーから
というのが相場。
それにフランス製の有名メーカーの
バターは手が出せないほど高価!
そんな環境で少しずつバターを消費する
頻度も減ってきた我が家ですが
最近出会った新しいスーパーで
見つけた、イタリアンメーカーZanasi社の
バターがお手頃価格な上に美味しくて、
突如バター熱が再燃しました。
今までのバターよりもミルクのコクが
より深く感じられ、溶かさず生で塗って食べたり、
溶かしたてのバター風味も秀逸。
バター1つでこんなに素材の味に
違いが出るのかと今更ながらに
感心するほどです。
加えてレトロな紙で包まれた
パッケージが、癒し効果抜群で
いつもの朝食風景を新鮮に盛り立てます。
このバター熱にともなって
暫くはバターを使ったレシピが
自然と増えそうな我が家です。