2020年3月6日金曜日

坊主から蘇る

昨年の秋はじめ、
手狭になり窮屈に見えた
無花果の小木を引っ越しさせて
それ以降

 根付きが悪かったのか
移動場所が好きでなかったのか
みるみる大きな手の平サイズの
葉っぱが抜け落ちはじめ...

この冬はとうとう
全ての葉が落ち丸坊主
(こんな状態は今までに無かった!)

遠目から眺めると枯れ木状態
に見えてしまっていた
ものだから

あぁやっと実を付けるように
なった無花果の木を
枯らしてしまったかも、と
寂しい気持ちでいたところ

年が明けた頃
よくよく枝の節目を観察すると
小さな芽のような粒粒を発見し

それが鮮やかな緑ではなく
薄茶のようだったので
やはり駄目か、、と思いきや

少し暖かくなり始めた2月中旬、
あれよあれよと鮮やかな
新緑の葉が開き始めるのです。

生まれたての無花果の葉は
まるで人工植物のように
つやつやで、くすみのない緑色

見事に復活を遂げた木の
成長は著しく
前より逞しく見えるのでした。


数か月前の枯れ木姿からは想像できない程の青々しい現在

                                Tiiu