クリスマスが過ぎても1か月位は
まだまだその余韻が残り、
デコレーションも続くのが
ヨーロッパのクリスマスシーズン。
冬は主に部屋の中を飾り
ぬくぬくと過ごすのが
恒例の過ごし方だけれど、
キンとした寒さの中で
庭をくるりと回って観察していると、
視界に入るのは赤くて小さな実が
弾けて飛び出した、垣根の常緑低木。
そしてこの赤い実をついばみに
やって来る、オレンジ色の喉をした
小鳥、オジロビタキが中々の役者で
その風景を切り取ったら
クリスマスカードの背景になりそうな位、
風情を感じさせるのです。
赤い実、緑の葉っぱ、
可愛い小鳥のモチーフが
クリスマスや冬のイメージ画に
使われる事に深く納得するのでした。