気温的にはすっかり小春日和が
続いている、スペインの街ですが
バラやブーゲンビリアなど小木の花が
満開になるのはまだもう少し先の様相。
その代わり、一足先に
花盛りを迎えたのが
意外にもミニサボテンやアロエなど
多肉植物の面々です。
多肉植物は規則的に花を咲かすという
イメージはなく、気づいたら
花が咲いていたということが
よくあるケースで
普段見慣れている緑の中に派手な
色の花がどこか人工的にすら見えるのが
不思議な感覚です。
多肉植物がお花のヘアアクセサリーを
付けているような、そんなオシャレした
感のある見た目なのです。
多肉植物は花を咲かせることが
珍しい代わりに、その花は往々にして
長持ちすることが多く
長く愛でていられるのは良いところ。
緑に浮かんだショッキングピンクや
ヴィヴィッドなオレンジ色が
春の庭にトロピカルなアクセントを
加えてくれています。
*オレンジの花を咲かせるアロエ