2000年代半ば頃から
急速に広がった
ファストファッションの流れは
2024年の現在において少しずつ
変化の兆しを見せ始め
人々はいち早くトレンドを追うために
ファストブランドのショップで購入する
というよりも、見ていると
他のショップよりコスパが良いから
ファストブランドで購入する、
という理由にシフトしているように思います。
その結果、ZARA、H&Mなど
トレンドデザインに重きを置いた
海外大手のファストブランドは
少しずつ店舗数を減らし、
ユニクロやGU、無印などのシンプルな
コスパ系ブランドに健在の兆しが見て取れます。
昔よりトレンドが細分化され
個性、スタイルを重視する時代に入った
のであれば、嬉しい兆しであり
余計なコストをかける心配もありません。
それに、自然と淘汰されたファストショップの
服飾と、内に秘めた個性を打ち出す
アイテムをミックスしたオシャレさんが
増えていくと、見ていて楽しいものです。
皆が同じように見える恐れもあった
ファスト全盛期のスピード感溢れる時代から
ファスト+αで小さなブランドや
古着、ヴィンテージ、 セレクトショップ
などなどで見つけたお気に入りを
じっくりと合わせて昇華させる
スローなファッション時代へ
移り変わっていったら、たとえ
服が循環するスピードは後退したとしても
装う喜びは増えていくのではないかと
密かに思っています。
↑ブラウスはファストブランド、スカートは
中価格帯ブランド、ストールはユーズドのミックス・スタイル。
ストールはショップにて販売中です。