2024年3月28日木曜日

ファストからスローへ、ファッションのスピード後退

2000年代半ば頃から

急速に広がった

ファストファッションの流れは

 

2024年の現在において少しずつ 

変化の兆しを見せ始め

人々はいち早くトレンドを追うために

ファストブランドのショップで購入する

というよりも、見ていると


他のショップよりコスパが良いから 

ファストブランドで購入する、

という理由にシフトしているように思います。

 

その結果、ZARA、H&Mなど

トレンドデザインに重きを置いた

海外大手のファストブランドは

少しずつ店舗数を減らし、


ユニクロやGU、無印などのシンプルな

コスパ系ブランドに健在の兆しが見て取れます。


昔よりトレンドが細分化され

個性、スタイルを重視する時代に入った

のであれば、嬉しい兆しであり

余計なコストをかける心配もありません。

 

それに、自然と淘汰されたファストショップの

服飾と、内に秘めた個性を打ち出す

アイテムをミックスしたオシャレさんが

増えていくと、見ていて楽しいものです。

 

皆が同じように見える恐れもあった

ファスト全盛期のスピード感溢れる時代から

 

ファスト+αで小さなブランドや

古着、ヴィンテージ、 セレクトショップ

などなどで見つけたお気に入りを

じっくりと合わせて昇華させる

スローなファッション時代へ

 

移り変わっていったら、たとえ

服が循環するスピードは後退したとしても

 装う喜びは増えていくのではないかと

密かに思っています。

 


 ↑ブラウスはファストブランド、スカートは

中価格帯ブランド、ストールはユーズドのミックス・スタイル。

ストールはショップにて販売中です。

               Tiiu