昨年のいつ頃だったか、
格子状に組んだ木製の柵に
沿わせるように植えた
フューシャピンク色のブーゲンビリア。
当初はほんの一端だけ
花を咲かせる程度で、
冬の間は枯れ枝のように
見えるほど、
裸の木が寒々しい状態だったのが、
春になり、みるみる蕾を付け
ほぼ思惑通りに
格子に巻きつきながら
カーテン状に開花してくれました。
このブーゲンビリアをファサードにかけて
アーチ状に植えている
家々は、ご近所に多く、
ピンク、オレンジ、白、赤など
春になるとこの地区で
わさわさと咲き誇るこの花を見ると
幻想的な感覚に...
こういう鮮やかな花や多肉植物を
愛でながら、外で過ごすのが
いかにもスペインらしい、
と言える牧歌的な風景です。